鍼灸とは
人それぞれの症状を重視します。
未病を治すといい、健康な時や、まだ本格的な病気になる前の段階で養生を行い、病気を未然に防ぎます。
陰・陽
陰とは、病気が進んで体力が衰え、顔色が悪くなったり、沈みがちで冷たい状態のことです。
陽とは、病気と戦うために熱が出たり、汗をかいたり、活動的な状態のことです。
虚・実
その人が潜在的に持っている体力や、病気に対する抵抗力の強さをあらわします。
気・血・水
気は生命エネルギーのことです。血は血液とその働きのことです。水はリンパ液、汗、尿など血液以外の体液とその働きのことです。
万能ツボの百会
百会(ひゃくえ)は、体のあらゆる気の流れをつかさどっています。
自律神経とも直結しているので刺激をすると、イライラだけでなくストレス、ホルモンの乱れにも効果があります。
以下の文献を参考にしました。
・濱田淳、徳竹忠司、和田恒彦・宮本俊和:中高齢者の鍼灸療法 30−50
・後藤修司:はりきゅう理論 72-93
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